怪我を乗り越えて…

以前、漆喰絵画の先生としてご活躍されていたご利用者様がいらっしゃいます。

その方が今年の4月末、ご自宅前で転倒され、右手首を骨折されました。2週間ほどの固定期間中はプレハビをお休みされていましたが、お一人暮らしということもあり、その間に私がご自宅へ様子を伺いに行かせていただき、片手でも日常生活がスムーズに送れるよう、いくつかのアドバイスをさせていただきました。

先日、無事にプレハビへ復帰され、握力や巧緻性の向上、関節可動域の改善、疼痛の緩和を目的とした訓練を行った結果、現在では受傷前とほとんど変わらない状態にまで回復されています。

そんな中、漆喰絵画の制作も再開されたとのことで、私が「何を作っているんですか?」とお聞きしたところ、なんと「古山さんの名前を作っている」とおっしゃってくださいました。

そして、完成した作品をご厚意でプレハビに持ってきてくださったのが、こちらの作品です。

あまりにも素敵で、私にはもったいないような気さえしましたが、この作品に恥じないよう、これからも立派な人間でありたいと強く思いました。

こちらは受傷前に当スタッフのために制作していた作品。

                こちらは受傷前に当スタッフ宛に制作していただいた作品

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